Save me – Chad Allenが主演した最後の映画!掘りの深い脚本でズシッとくるオススメの名作です

カミングアウトしているゲイの俳優としては有名な、Chad Allenの主演作。この作品で主演して以来あまり目立ったテレビ・映画出演していないのが残念だ。

2015年俳優引退宣言したので、、見納め的な作品になった。
ちなみに、映画の冒頭に出てくる激しいセックスシーンを演じたイケメン君Jeremy Glazerは当時実生活でも付き合っていた。現在まだ付き合っているかどうかは不明。

Jeremy Glazer Chad Allen

ストーリーは、ゲイであることや薬の中毒で自暴自棄になり自殺未遂を繰り返す主人公。
映画冒頭の激しいセックスの後、自殺未遂を図り、本人同意の上Genesisというキリスト教の更生施設に入居することになる。

規律のある、まともな(ゲイでない)人間になるために頑張る主人公。
生活の規律・同じ更生施設に来ている仲間とも絆ができてきたりして、だんだん大人になっていくMark(チャド・アレン演じる)。

施設の在り方に疑問を持ち、彼もまた施設に勤める青年Scott(Robert Gant 演じる)。
ストーリーが進んでいくと、純粋な気持ちのMark とScottに恋心が芽生えてくる。
Robert Gant
(Scott役のRobert Gant: Queer As Folk US版でブレーク)
一方、Genesisの院長Gayle(Judith Light)キリスト教人間更生の観点から絶対二人の恋心を許さない。

Gayle院長には自分の息子をゲイとして受け入れられないことから自殺させたということから心に深い傷を負い、自分の息子とMarkを重ね合わせてしまっている。

MarkはGenesisでの落ち着いた生活で救いと、自立を手に入れ巣立っていく。
Scott がMarkのGeneisっからの旅立ちを決意させる。

この映画では際立つ名演技のJudith Light :Gayleの憎たらしい役どころ
judith light
ゲイの映画だけど、背負っているものの重さ上の深さ攻撃性、、と後半映画をひっぱて行くのはGayledaだ。アメリカTVではコメディーファミリーのお母さん役で知らない人のいない超有名人!

迫真の演技でびっくりした。


キリスト教では同性愛は忌み嫌われる存在である。

聖書にこんな一文がある。
You shall not lie with a male as with a woman. It is an abomination. (NKJ, Leviticus 18:22)
汝、女と横たわるように男と横たわることなかれ。それは恥ずべきものである。

If a man lies with a male as he lies with a woman, both of them have committed an abomination. They shall surely be put to death. Their blood shall be upon them. (NKJ, Leviticus 20:13)
もし男が女と夜を共にするように、男と寝屋を共にすることは、、その二人の男は恥ずべき罪を犯したと同じ事である。その罪を犯した者は死をなして罪を償う。その血の穢れは彼らに注がれるだろう。

正直そんなオドロオドロしい考え方も習慣も規範概念も日本にはない。

西洋は乗り越えるもがあって大変だ!と、同情する!

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の投稿

最近のコメント

    ページ上部へ戻る